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​あやとりのお知らせやトリミングの豆知識など様々な情報をお伝えします。

わんちゃんも食物アレルギーに要注意

冬になると、義兄の実家からみかんを段ボール2箱分、大量にいただきます。

そのみかんが私史上一番おいしくて、他のみかんは食べられなくなってしまいました。

どんだけでも食べられるので、1日2個までと自分で我慢しています。


というのも、みかんを2個食べると1日に必要なビタミンCが摂取できるという話を聞きました。

この効果はかなり体感していて、スキンケアをさぼってできてしまったニキビや肌荒れがすぐに治ってくれます!

弟も口内炎がすぐに治ったと言っていました。

私にはみかんがついている・・・!と強気になれます。



食べ物による体の影響はとても大きいんですね。

それはわんちゃんにとっても同じです。


わんちゃんの皮膚荒れ、べたつき、涙やけ、目ヤニ、耳をかゆがる、おなかがゆるい・・・。

全部全部食物アレルギーのせいかもしれません。

今回は、わんちゃんの食物アレルギーについてまとめてみたのでご紹介します。





 


上記のお悩みは、ほとんどのわんちゃんが抱えているのではないでしょうか?

特に多いのが皮膚荒れですが、皮膚疾患の8割が食物アレルギーによるものと言われています。


皮膚が赤く湿疹ができてかゆがったり、足をなめたりかじったり。

病院で受診して、もらった薬を飲ませたり塗ったり、薬用シャンプーで洗ってもなかなか治らないんですよね。

ただでさえ一度罹ると完治するのが難しいといわれる皮膚疾患ですが、毎日食べているご飯が原因だったらなおさら治りません。

シャンプーや薬での治療も大切ですが、並行してご飯を変えてみてはいかがでしょうか。





どんな食材がアレルゲンなの?



人間の食物アレルギーといえば、卵、小麦、そば、甲殻類などが主でしょうか?

最近特にアレルギーの危険性について周知されてきたように思います。

かゆくなるだけでなくアナフィラキシーショックで最悪の場合死んでしまうこともあるので、本当に注意が必要ですよね。



わんちゃんの主なアレルギーは


大豆、とうもろこし、小麦などなど・・・。


とくに多いのが牛。

牛乳やチーズなどの乳製品も牛のものは要注意。



衝撃のラインナップですよね。

人が良く食べる食材ばかりです。

なので、食卓で自分が食べてるものをわんちゃんにおすそわけ・・・、と与えてしまうこともあるのではないでしょうか。






アレルギー反応はそれぞれ



わんちゃんによって反応するアレルギーは違います。

上記の食材を食べてもアレルギーが出ない子ももちろんいます。


動物病院などでは血液検査によるアレルギー検査ができます。

しかし、実はアレルギー検査の正確性は58~87%

確実に診断できる検査ではないんですね。


検査会社によって結果が全然違ったり、陰性だったのに年齢を重ねると陽性になったり、確実な結果がわかりません。

アレルギー検査をして陽性が出た食材を避ければOK!陽性が出なかったので与えてOK!というわけではないので要注意です!


アレルギー検査はあまり結果にとらわれずに参考として見るといいかもしれません。





愛犬に合ったごはんを見つける



これだけの食材にアレルゲンがあって、しかも量によっても変わってくるし、アレルギー検査も確実じゃない。じゃあどうしたらいいの?と思いますよね。

実際、お客様からも大変よく聞くお悩みです。


食物アレルギーが出てしまう食材を特定するのには「除去食試験」が最も正確で国際的な基準とされています。

特定の食材や似ている食材を1ヵ月以上断って反応を見るという試験方法です。


  1. かゆい時に食べていた食材・成分をリストアップ

  2. それらの食材や似ている食材が含まれない食事に変更

  3. 1ヵ月、できれば2か月間食べさせる

  4. 症状がよくなったら、以前食べていた特定の食材を食べさせてみる

  5. かゆみがぶり返したら反応する食材が断定

というやり方です。


こうして書くとシンプルに見えますが実際はとっても大変です。

一気にごはんを変えると体調を崩してしまうので、ゆっくり時間をかけて変えていかないとうえに、反応を見るのに2か月ほどかかります。

そもそもこれまで食べていたごはんの成分が一切使われていないごはんを見つけるのも大変ですし、それをわんちゃんが食べてくれるとはかぎりません。


今まであげていたおやつやトッピングにも注意です。

除去食として与えている食材と同じものや、これまで食べたことのない食材を選んでくださいね。






愛犬が健康で長生きするために



食物アレルギーの改善には根気と時間がとても必要になります。

しかし放っておいても自然に治ることはありません。


食物アレルギーによるかゆみ、皮膚疾患による外耳炎の併発、腸内環境が悪化するため下痢・嘔吐の消化器症状など愛犬は膨大なストレスと闘わなくてはなりません。

ストレスは愛犬の健康寿命に大きく影響します。

ぜひ目をそらさずしっかりと向き合ってほしいです。



状態によってはお薬での治療が必要だったり、系統の似ている食材だとアレルギーが出ることもあるので、除去食試験を行う場合は動物病院としっかり連携しておこなうようにしてくださいね。



 

調べれば調べるほど大切な情報が出てくる食物アレルギー。

とっても長い記事になってしまいましたが、もっと伝えたいことは山ほどあります。

なんて奥深い・・・。

ここまで読んでいただけでも感謝です。


あやとりでもおやつを販売していますが、食物アレルギーを考慮して選んでいます。

お肉は馬、カンガルー、鹿。

野菜やフルーツもあります。


原材料もその食材のみです。

みなさんもぜひ、毎日食べるごはんで愛犬の健康を損なわないように原材料をチェックしてみてくださいね。




 

トリミングサロン あやとり


愛知県春日井市勝川町4-176 CASA21 1-A

☎0568-44-2603

OPEN 9:00~18:00

CLOSE 水曜日・第1,3木曜日


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