昨日はシニアのわんちゃんのかわいいトコロについて記事にしました。
わんちゃんを飼っていたら必ず訪れる高齢期。
もちろんかわいいだけではなく、大変なこともたくさんあると思います。
病気にかかって病院へ通う機会が増えたり、思うように動けずおトイレも失敗しがちになったり。
動けないのがストレスになったのか、ボケてしまって夜泣きや噛みつくようになってしまう子もいますね。
トリミングにも注意すべきことがとてもたくさんあります。
まず第一に守るべきなのは、「わんちゃんが無事でいられること」です。
昨日の記事にも書きましたが、高齢になると病気も多くなります。
いつもおうちにいるわんちゃんが、2~3時間でもよそに行ってシャンプー&カットするトリミングは少なからず体に負担がかかります。
トリミングをしても体調を崩さないか?どんなことが負担になるか?
など、ご家族にもご協力いただきつつしっかり見極めないといけません。
高齢になってくるとやはり足腰が悪くなってきます。
関節が固まってしまってうまく歩けない、寝たきりの子、立てるけどふらついてしまう子。
トリミングベテランのわんちゃんはテーブルの上で立とうと頑張ってくれます。
でも思うように立てなくてふらついて転んでしまったり、立とう立とうとバタついて体力を消耗してしまったりと危険なのでしっかり保定してあげないといけません。
そういった子は無理に座らせよう、寝かせようとしないで立てるように保定してあげると落ち着いてくれます。
普段は首につけるリードを腰につけてあげると、後ろ足が安定してバタついたりせずにしっかり立ってくれるんです!
リードは食い込まないように太めのものを使用してより安全に♪
保定が必要な子には、飼い主様にトリミングに一緒に入っていただく同伴トリミングをお願いしています。
1日1頭、9:00からのトリミングのみですが、飼い主様にも安心していただけると思います!
以前ブログでわんちゃんの歯についての記事を投稿しました。
高齢のわんちゃんのほとんどが歯周病で歯茎が腫れています。
痛いので、マズル(口・鼻先の部分)をさわるときは十分気を付けないといけません。
顔に手を近づけるとビクッと怖がってしまったり、反射的に噛みついてしまう子もいます。
頭をなでたい気持ちを一旦抑えて、背中・腰あたりから徐々に上がっていくと頭もなでさせてくれます。
わんちゃんの目の前に手がいかないように気を付けないといけません。
マズルをさわるときも優しくサッと、毛だけをさわるように。
こちらが焦らずゆっくりしていると、わんちゃんも落ち着いてくれるようになります。
ちょっと嫌そうだったら声をかけたり、落ち着くまで体をなでてほめてあげています。
無理をせずできなかったらあきらめて、時間をおいて再チャレンジしたらあっさりできたなんてことも多いです。
シニア犬特有の反応、保定の仕方、さわる場所、見るところ。
以前働いていた動物病院サロンの経験で体に染みついています。
そのおかげでシニア犬かわいいって思えるのかな。
トリミングは気を付けることばかりで確かに大変ですが、「できなくなった」ことよりもシニア犬のその時にしかないやさしい雰囲気を味わっています♪
トリミングサロン あやとり
愛知県春日井市勝川町4-176 CASA21 1-A
☎0568-44-2603
OPEN 9:00~18:00
CLOSE 水曜日・第1,3木曜日
☆「ブログ見たよ」で歯磨きオプションサービス☆
▼ご予約はこちらから
Comentarios